抜かずの剣こそ平和の誇り... ①
さて、今回はハセガワ 1/72 F-4EJ ファントムIIです。このキットは漫画 ファントム無頼の680号機 仕様に仕上げる予定です。
トムキャット製作途中なんですが、GW後半にやっと連休になったと思ったらガッツリ雨で塗装が出来ず、何もやれずにモヤモヤがつのっていまして... 待ちきれずに仮組みしてしまいました(笑)
良かったらお付き合い下さい。
主要なパーツを切り出しました。左右分割の本体と別パーツ化されたエアインテーク。上下分割された主翼と左右の尾翼、左右のエンジンノズルという凄くシンプルな構造で、パーツ数も少ないですね。
金型が古いのでしょうか、至る所にバリがあります... 場所によっては指を切りそうな鋭利なバリもあるので、取扱には注意が必要かも...です。
ゲート跡とバリをニッパーやデザインナイフで切ったり削ったりしつつ、先ずは大まかに処理を行いました。バリは取れば良いので問題ないのですが、これだけバリがあると、パーツの合いに一抹の不安が...
機体をマスキングテープで仮止め。パーツに多少の反りが見られます… 実際に接着する時は、密着具合を見ながら部分的に少しづつ... みたいな感じで接着しないといけないですね。
しかも、かろうじて爪が引っかかる程度の超繊細な凸モールド... 合わせ目消しなんぞやろーもんなら、あっという間に消え去りますよこれ、間違いないです。
主翼の下半分を取付けました、ここは特に問題ないようです。但し、脚部の穴がデカイ... これまた塞ぐのが大変そうです。
エアインテーク部分... ここには段差や隙間が出来ます。スカイホークも同じように段差や隙間があったので、まぁ想定内。パーツ分割の構成上やっぱりねって感じです。なので精神的なダメージは無し!
主翼上半分を重ねてみました。上から見ると分かりませんが、翼の上下が綺麗に合いません...
下から見るとこんな感じ... 上半分の翼はボディと接触する部分が なだらかな曲線になっていますが、その曲線にボディ側と翼側で多少のズレがあるようです。削って調整をしないといけませんね。
尾翼とエンジンノズルを取付け。
取説には23°と書いてありましたが、尾翼の角度調節は目分量で。角度そのものが多少違ってもそこまで大きな問題はないと思います。
が、左右の尾翼で角度が違うと むちゃくちゃ不格好ですから、そこは慎重に接着しないといけませんね。
マスキングテープでの仮組み完了。パッと見てもファントムって分かるスタイル。いやぁ~ファントムってカッコイイですね。
スっと跳ね上がった主翼、グっと下がった尾翼... これぞファントム!
トムキャットと比べると全長はほぼ変わらないですが、凄くスリムに見えますね。
多少の加工や調整は必要ですが、その手間も、プラモデル作りの楽しみの1つと言えるのではないでしょうか...
という事で、今回はここまでです。
それではまた。