男の尊厳とは... ⑪
さて... 11回目を迎えた ハセガワ1/72 F-14 トムキャット(ミッキーサイモン仕様)も最後の仕上げとなり、予定より1回多くなりましたが 今回で最終回です。
良かったら、お付き合い下さい。
まとめてつや消し吹くために、フェニックス、スパロー、サイドワインダーを瞬間接着剤で接着。
サイドワインダーの角度決めがなかなか難しかった...ゼリー状のやつ使った方が良かったかもです。
接着完了です。
先にやっとけば良かったんですが...スタンド用の穴をピンバイス(1.8→2.2→2.8→3.0)で開けました。
増槽用の取り付け穴は、いつか増槽付けたくなる日が来るかもしれないので塞がずこのままにしておきます。
これまでは缶を使ってきたので、つや消しクリアーをエアブラシで吹くのは初めてです。缶より吹きやすいのは良いのですが、無色なのでカップを洗浄する時に綺麗になってるのかが分かりにくい...
クリアーを乾かしている間に、スタンドの角度を決めて増し締めしておきます。ネジが小さいのでナメないように注意が必要です。
キャノピーの枠部分をつや消しブラックで一部修正して、ハイグレード模型用で接着。接着剤がはみ出したら水を含ませた綿棒で拭き取ればOKです。
ついに完成!!前方上から
後方上から
正面から
後ろから
前方下から
後方下から... このアングル超お気に入りです。
スマホの写真を確認してみたら、このキットに初めて手を付けたのが2/26のようです...
スーパーホーネットを塗装するタイミングで仮組みしたので、そのまま暫く放置していたり、途中で出張行ったりってのもあって完成まで約3ヶ月半。パーソナルマークが無いのはちょっと寂しいですが、F-14 トムキャット ミッキーサイモン仕様の製作はこれで終了です。
特に不具合もなく、1番好きな機体っていうのもあり作っていて楽しいキットでした。トムキャット好きな方にはおすすめ出来ると思います。
と言う事で、今回はここまでです。それではまた。
男の尊厳とは... ⑩
ハセガワ 1/72 F-14 トムキャットの第10弾。今回が最終回となる予定でしたが... 台風の影響で前線が活発化しているようで、朝から1日雨。湿度が高く、トップコートが白かぶりしそうなのでその手前までの作業となりました...
良かったらお付き合い下さい。
プラ板で作っていたフェイスカーテンハンドルを、瞬間接着剤で取り付け。真鍮線とかで作れば、もっとリアルになるんでしょうけど、それっぽく見えるのでこれでOKとします。
ウェザリング兼スミ入れには、ウェザリングカラーのマルチブラックを使います。
モールドに沿って流していきますが、凸モールドの縁は塗料が流れにくい(機体の塗料面がつや消しっぽくなっているので余計に流れないし滲みます...)のでモールドをなぞるようにウェザリングカラーをのせていきます。
専用薄め液に浸した筆で塗料を塗り広げつつ、全体的に色のトーンが落ちるように拭き取り。
凸モールド部は拭き取り過ぎないように筆を軽~く当てて、前後サラサラ~っと動かす事でモールドの縁に塗料が残るようにしました。
筆である程度拭き取ったら、広い面はキムワイプ、細かい部分は綿棒を使って汚れ具合を調整します。
拭き取りすぎてモールドのスミが消えてしまったところには、もう一度ウェザリングカラーを塗り直して拭き取り... で復活させます。
表面にツヤがない状態なので拭き取りに手間は掛かりますが、その分塗料が残りやすいので結果オーライ。凸モールドの場合はつやが無い方がやり易いかも...
さて... 苦手なデカール貼りです。
このトムキャットはミッキー仕様なので、使うデカールは一部のみ、機体番号や空母の名前、ハイビジ仕様の派手なデカールも貼りません。
お決まりのNO STEP地獄...(笑)
全部で54箇所、F/A-18スーパーホーネットの倍近い枚数を貼りました。その時の反省(主役機のはずなのに...③参照)を踏まえて、台紙ごと貼る位置に持っていき、スライドさせて貼るってやり方でやってみたら...すげー楽!でしたね (笑)
デカール貼ると、情報量増えて良い感じです。
スパローフェニックスには1本につき4枚貼って... これにてデカール貼り終了です。
デカール貼り終わって一息つきながらTwitter見てたら... 新しくなったマークセッターとソフターについてクレオスさんがツイートしていて、新製品は水性ホビーカラーの溶解力が強くなったとの事。
ただでさえ苦手なデカール貼り、せっかく塗装した塗装面が溶解されるのは嫌だし、溶解防ぐためにわざわざ水で希釈するのは面倒。そもそも希釈して効果が薄れるなら使う意味が無いような...
使用感に不満はないので、今の内に旧製品買いだめしておこうかなって感じです。
と言う事で 今回はここまで、次回はいよいよ最終回です。
それではまた。
丸目、涙目、鷹目... やっぱり初代!
先日ポチッていたブツが届きました... インプレッサWRC’99です。
丸目や涙目、最近だとハッチバック... 色々な型がある中、インプレッサは今でもこの型が1番好きなんです。
って事で、開封の儀。短いですが、良かったらお付き合い下さい。
ぐっ!と張り出したブリスターフェンダー、でかいリアウイング... 箱絵からしてカッコイイ✨
インプレッサのラリーカーと言えば... 真っ先に思い浮かぶドライバーはコリン・マクレー!
なんですが、このキットは リチャード・バーンズ仕様にします。(2人とも若くして亡くなったのが非常に残念...)
箱の中身はこんな感じ... スバルブルーが綺麗です。
ブルーの成型色ランナーが4袋。クリアパーツとマスクシール。ゴムタイヤとメッシュ。そしてデカール。パーツはそんなに多くないです。
ホイールもキャリパー、ローターもブルー...
バケットシートもブルー...
ダッシュボードやステアリング、エキパイも全てブルー。多色成型のガンプラに慣れた今では、逆に新鮮に感じてしまいます。言わずもがな... 塗装必須のキットですね。
ちょっと待って!このルーフは??
ボディを見て愕然としましたね... 何だこの筋は!キズか?もしかして!
光を当てて見てみると...
どの角度から見ても表面にある傷や段差では無いようです、触ってもツルツルだし... 塗装すれば目立たなくなるはず、ホッと一安心 アセッタヨ~
水性ホビーカラーのメタリックブルーが色的にどうなのか... おそらく調色が必要でしょうね。
まぁ組むのはまだ先になると思うので、他のキットを組みながら色々と事前準備をしていこうと思います。
先ずは開封して中身確認...と言う事で、今回はここまでです。それでは また。
男の尊厳とは... ⑨
朝から床屋に行ってスッキリ!さて、今回は ハセガワ 1/72 F-14 トムキャット(ミッキーサイモン仕様) 第9弾です。良かったらお付き合い下さい。
垂直尾翼の根元を塗装する為にマスキング。曲線部分は3枚重ね貼りしてます。
コンパスカッターで半円(10Φ)のマスキングテープを作り...
細切りマスキングテープと組み合わせて機首部分をマスキング。
全体をマスキング。ここまでしなくても良いのかもしれませんが、垂直尾翼事件(男の尊厳⑦参照)が気になって過剰マスキング状態に...
はい、今回も充電式エアブラシを使います。塗装面も狭く、圧も低めで問題ないので。
つや消しブラックを少しづつ5~6回に分けて吹き付けました。
つや消しブラック乾燥後、部分的にマスキングし直して...
グレーで部分塗装。取説ではH75 ダークシーグレーとなっていますが、持ってないのでH83 軍艦色2を使いました。(使っている塗料はクレオスの水性ホビーカラーです)
マスキングに手間を掛けた甲斐もあって、いい感じに塗り分け出来ました。塗装するつもりだったエアインテーク上部はデカール貼る事にしました。
お次はバルカン砲の発射口をマスキングして...
ここは筆塗りしました。取説ではH18 黒鉄色と指示されていますが、黒過ぎな気がしたのでH76 焼鉄色を使っています。
ミッキーのトムキャットは機体下面がホワイトで塗装されているようなので、機体裏面につや消しホワイトを吹き付けました。
本来は波形に塗り分けされているのですが、マスキングはせずに境目が自然にボヤけるように塗装しました。写真ではほとんど分かりませんね...
C22のパーツですが、機体側もキャノピー側も接着面が少なくて、なかなか上手く取り付けられなかったので...
切ったランナーを接着して足を作り、長さを調節してからつや消しブラックで筆塗り。
足があるお陰で楽に接着できました。キャノピーのフィッティングも確認済み!問題なしです。
エンジン下のフィンのようなパーツと
垂直尾翼を接着、ここには瞬間接着剤ゼリータイプを使用しました。
垂直尾翼が付いて、やっとトムキャット本来の形になりました... うん、カッコイイ~!
こうして写真並べて見比べてみると、上面のガルグレーと下面のホワイトの色の違いが良く分かりますね。(肉眼で見ると写真以上に違います)
という事で、今回はここまでです。
それではまた。
罪プラと言わないで!ガンプラ編
さて、数回に分けてやってきた積みプラ紹介。ラストはガンプラ編です。ガンプラ過去作紹介の中で○○積んでますって感じで話したキットも出てきますが... 良かったらお付き合い下さい。
EG
エントリーグレードのRX-93ffです。タッチゲート式のEGは簡単お手軽に作る事もできるし、スジボリして塗り分けして... など、手を加えて仕上げる素材にもなるし色々な可能性を持ったキットだと思います。
HG
シナンジュはエナメル塗料を使ったエングレービングの塗り分けをやろうと思ってます。
価格が落ち着くまでかなり待ったヤクト・ドーガ... 成型色がちょっと微妙かなって感じなので塗装しようと思います。
高機動型ザクは後2体揃えようと思っていたのですが... 定価の倍以上の価格では買う気にならない...
バルバトス系のキットはお手頃価格で良いですね。ルプスレクス作ったら3体揃うので並べてディスプレイしようと思います。
バンシーノルンはサイコフレームを綺麗に発色させるのが難しそうですね。
既出のコラボνガンダムです。2箱あります...
RG
評判がすこぶる良いRX-93 νガンダム。パーツ分割が細かく組むのは大変そうですが クオリティの高さが、カッコイイ箱絵からも見て取れますね。
RX-93ff νガンダム... カラーリングとファンネルが違いますね。ららぽーと福岡で立像を実際に見ましたが、こちらもカッコイイです。
ティターンズ組んだらエゥーゴも組みますよね... って事で、エゥーゴカラーのマークIIです。ひざ裏のメッシホースの取付けがちょっとだけ面倒です。
MG
同じくMGもティターンズ組んだらエゥーゴも... HG、RG、MG 3つのグレードでティターンズとエゥーゴが揃います。
MGのユニコーンは娘からのプレゼントです。変形ギミックがあるので、どういう作りになっているのか作るのが楽しみなキットです。
その他
通常版とSIDE-Fバージョンのハロ。通常盤はラップ塗装の素材にしようと思っています。SIDE-Fバージョンは完全な衝動買いですね...
SDのνガンダムとサザビーは今でもなぜ買ったのか分かりません(笑)
品薄状態と価格高騰で今現在ガンプラ熱はかなり冷えてまして... 今後増える予定はありません
と言う事で、今回はここまでです。それではまた。
男の尊厳とは... ⑧
ハセガワ 1/72 F-14トムキャットの製作記も8回目を迎えました。今の感じだと 10回で完結を迎えるのではないかと思っています。
今日は天気の良い休日という事で、久しぶりにバイクでぶらっと走りに行った関係で製作内容は少なめです... 良かったらお付き合い下さい。
レドーム先端のピトー管と...
コクピット横のパーツ...
取り付けしたものの、何か違う... って感じたので 切り飛ばして整えました。本来なくてはならないパーツなんでしょうけど、そこは模型ですから... 好きに作ります。
今回は充電式エアブラシの出番です。
垂直尾翼とキャノピー、アレスティング・フックを つや消しブラックで塗装。キャノピーはゲート跡が少し目立つ感じだったので、スポンジヤスリで表面処理し直してから塗装しています。
今日はオーバーコートするつもりはなかったので充電式エアブラシだったんですが、やってたら気が変わったので...
機体色のガルグレーでオーバーコート、左右でBefore Afterみたくなっています。写真では分かりにくいですが、オーバーコート後も パネルラインには下地の黒サフが薄らと残っています。
塗料の出を抑えて、少しづつ色の乗り具合を見ながら吹き付けました。その分時間も掛かったので、ちょうど上面を塗り終わった所で電池が切れました...
が、この充電式エアブラシの最大の利点がここで発揮されます。2個目の電池に付け替えて、即 塗装再開。もちろん切れた電池はすぐに充電しています。
最近は電池が2個付属している商品も増えてきているようですが、充電式エアブラシを使うなら 予備の電池は必須アイテムですね。
垂直尾翼のグレー部分とアレスティング・フックを機体と色合わせしながら塗装します。前回の失敗を教訓に、塗装しない部分は全部しっかりマスキングしました。
垂直尾翼の塗り分けはこれで完了です。イエローがめちゃテカってる...(笑)
機体側のマスキングを剥がして、エンジンノズルを接着。アレスティング・フックもこの段階で接着しています。エンジンノズルはセメダインのハイグレード模型用で、アレスティング・フックはアロンアルファで接着しました。
写真ではほとんど分かりませんがエンジンノズル部分、機体側は黒鉄色、ノズル先端パーツは焼鉄色で塗り分けしています。
今回の塗装作業が終わったところで、塗装ブースの掃除を... レンジフードフィルターと新聞紙を新しい物に交換、キレイになってスッキリしました。
という事で、今回はここまでです。残っている作業は...
って感じです、それではまた。
抜かずの剣こそ平和の誇り... ①
さて、今回はハセガワ 1/72 F-4EJ ファントムIIです。このキットは漫画 ファントム無頼の680号機 仕様に仕上げる予定です。
トムキャット製作途中なんですが、GW後半にやっと連休になったと思ったらガッツリ雨で塗装が出来ず、何もやれずにモヤモヤがつのっていまして... 待ちきれずに仮組みしてしまいました(笑)
良かったらお付き合い下さい。
主要なパーツを切り出しました。左右分割の本体と別パーツ化されたエアインテーク。上下分割された主翼と左右の尾翼、左右のエンジンノズルという凄くシンプルな構造で、パーツ数も少ないですね。
金型が古いのでしょうか、至る所にバリがあります... 場所によっては指を切りそうな鋭利なバリもあるので、取扱には注意が必要かも...です。
ゲート跡とバリをニッパーやデザインナイフで切ったり削ったりしつつ、先ずは大まかに処理を行いました。バリは取れば良いので問題ないのですが、これだけバリがあると、パーツの合いに一抹の不安が...
機体をマスキングテープで仮止め。パーツに多少の反りが見られます… 実際に接着する時は、密着具合を見ながら部分的に少しづつ... みたいな感じで接着しないといけないですね。
しかも、かろうじて爪が引っかかる程度の超繊細な凸モールド... 合わせ目消しなんぞやろーもんなら、あっという間に消え去りますよこれ、間違いないです。
主翼の下半分を取付けました、ここは特に問題ないようです。但し、脚部の穴がデカイ... これまた塞ぐのが大変そうです。
エアインテーク部分... ここには段差や隙間が出来ます。スカイホークも同じように段差や隙間があったので、まぁ想定内。パーツ分割の構成上やっぱりねって感じです。なので精神的なダメージは無し!
主翼上半分を重ねてみました。上から見ると分かりませんが、翼の上下が綺麗に合いません...
下から見るとこんな感じ... 上半分の翼はボディと接触する部分が なだらかな曲線になっていますが、その曲線にボディ側と翼側で多少のズレがあるようです。削って調整をしないといけませんね。
尾翼とエンジンノズルを取付け。
取説には23°と書いてありましたが、尾翼の角度調節は目分量で。角度そのものが多少違ってもそこまで大きな問題はないと思います。
が、左右の尾翼で角度が違うと むちゃくちゃ不格好ですから、そこは慎重に接着しないといけませんね。
マスキングテープでの仮組み完了。パッと見てもファントムって分かるスタイル。いやぁ~ファントムってカッコイイですね。
スっと跳ね上がった主翼、グっと下がった尾翼... これぞファントム!
トムキャットと比べると全長はほぼ変わらないですが、凄くスリムに見えますね。
多少の加工や調整は必要ですが、その手間も、プラモデル作りの楽しみの1つと言えるのではないでしょうか...
という事で、今回はここまでです。
それではまた。